ニュースリリース
【調査事例】アドブロッカーアプリ利用実態調査
パソコンやスマートフォンにインストールすることで、インターネット上の広告をブロック(非表示)することができる「アドブロッカー」と呼ばれるアプリに関して、10代~60代の男女1,332名に対しアンケート調査を実施しました。※
調査結果
アドブロッカーの認知率は全体の3割強
アドブロッカーアプリの認知について聞いたところ、「知っている」と答えた人は34.9%という結果となりました。「他の人にも詳しく説明できる」という回答に絞ると全体の1割程度となり、アドブロッカーが世間に浸透している状況とは言えないようです。
■アドブロッカーアプリの認知率
アプリ認知から実際の利用までに大きな壁?
アドブロッカーを「知っている」と回答した人に、アドブロッカーアプリの利用について聞いたところ、「現在利用している」という回答は33.3%という結果となりました。アドブロッカーを知っており興味はあるものの、実際に利用するまでには至っていない人が多いようです。
■アドブロッカーアプリの利用状況
多くの利用者に「広告が消えなかった」経験あり
アドブロッカーを利用したことがあると回答した人に、「アドブロッカーアプリをインストールしたにも関わらず広告が消えなかった」経験の有無ついて聞いたところ、「消えなかった経験がある」と回答した人は81.1%という結果となりました。その結果利用を断念した人も28.9%にのぼります。
■広告が消えなかった経験
強制的に広告が表示される「ホワイトリスト」には否定的な意見が多数
アドブロッカーが広告を配信する企業から報酬を受け取ることで本来消えるはずの広告が表示される「ホワイトリスト」に関して聞いたところ、下記の通り否定的な意見が多い結果となりました。やはり消えるはずの広告が消えないことは、アプリの利用を停止する大きな理由となっているようです。
■「ホワイトリスト」に対する考え
※ジャストシステムの独自調査結果