日々新しいテクノロジーが発表されて、情報を追うだけでも少し疲れを感じてしまう今日この頃(苦笑)
今回は、2026年5月19日の「Google I/O 2026」で発表され、即日リリースされた(APIは数週間以内に提供予定)、ほやほやの最新モデルGemini 3.5 Flashについて、現在わかっている事実を中心にご紹介します。
Gemini 3.5 Flashの特徴

これまで以上に賢く、そして速くなったGemini 3.5 Flashについては、次のような事実が公表されています。
- Proモデルに迫る知能と圧倒的なスピード: 前世代のProモデル(Gemini 3.1 Pro)をコーディングや推論のテストで上回る性能を持ちながら、Flashシリーズならではの低価格と処理速度を実現。
- エージェント機能(自律的タスク処理)に特化: 単純な一問一答ではなく、複数のステップを伴う複雑な作業や、長時間のタスクを自律的に進行させることに非常に長けている。
- 100万トークンのコンテキストウィンドウ: テキスト、画像、音声、動画、PDFなど、膨大なマルチモーダルデータを一度に読み込み、文脈を維持したまま精度の高い処理を行う。
で、効果の発揮しどころは?
この新しいAIを活用して、日々の負担を減らすための具体的な方法を提案するとしたら、これでしょう!と思うことを列挙しておきます。
- 長大な資料や動画の瞬時な要約と分析: 長時間の会議の録画データや、数百ページに及ぶPDFの仕様書などをそのまま読み込ませて、必要な情報の抽出や要約の作成を一瞬で行わせることは得意のようです。
- プログラミングやシステム構築の強力なサポート: 単なるコードの生成にとどまらず、エラーの反復的なデバッグや複雑なコードのリファクタリングなど、深い思考を必要とする開発作業を効率的に進める手助けとなります。
- 複数ステップにわたる業務の自動化: 検索機能やコード実行などを組み合わせ、「最新の情報を収集し、分析して、レポートにまとめる」といった一連の流れを自律的に進行させるアシスタントとして活用できるかと思います。もともとできたのですが、“自律的に”という点が進化のポイントかと思います。「GoogleがチャットボットではなくエージェントにAIの未来を賭けた」と表現しています
ちなみに、生成AIを毎日のように使い込んでいる人にとっては、現時点でGemini 3.1 Proと比べてどちらを使うべきか?という点は気になるかと思います。速度とコスト効率を重視するならGemini 3.5 Flashで良いかと思います。深い推論を要するタスクではGemini 3.1 Proがまだ良いのではないか?というのが個人的な見解です。
価格と提供形態
Gemini 3.5 Flashはすでに一般公開されており、以下のチャネルで利用可能とのことです。
- Geminiアプリ(デフォルトモデルとして)
- Google検索のAIモード
- Gemini API / Google AI Studio
- Android Studio
- Google Antigravity(エージェント開発プラットフォーム)
- Gemini Enterprise
APIの価格は入力100万トークンあたり$1.50、出力100万トークンあたり$9。前世代のFlashモデルと比べると価格は上がっています。なお、上位モデルのGemini 3.5 Proは来月リリース予定とされています。
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新しいAIの登場は、私たちが抱える日々の負担を軽くしてくれる心強い味方が、また増えたということかと思います。まずはご自身の興味のある部分や、手助けが欲しいと感じる作業から少しずつ試してみましょう。






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