今回は少し趣向を変えて、自然界の話題からビジネスの本質について考えてみたいと思います。
近年は、ニュースでクマの市街地への出没が話題になることが増えました。とりわけ冬場、本来であれば冬眠しているはずの時期にも活動を続けるクマの存在が指摘されています。実はこの現象、私たち企業の置かれている状況と無関係ではありません。
厳しい環境変化の中で、従来の常識が通用しなくなっている今、企業はどのように生き残りをかけるべきかということです。クマの生態変化をメタファー(暗喩)に、これからのビジネス戦略について書いてみようと思います。
変化する環境と「出没する企業」の生存戦略
もはや例年通りは通用しない。冬眠しないクマたちの衝撃
「最近、クマのニュース多いよね」「冬なのにまだ活動しているらしいよ」
そんな会話を耳にしたことはないでしょうか。本来、クマは秋に十分な栄養を蓄え、冬の間は穴にこもってエネルギー消費を抑える冬眠を行います。しかし近年、餌不足や気候変動の影響で、十分に太れなかったクマが冬眠に入れず、餌を求めて里山や市街地まで出没するケースが増えています。ここでは詳細地域を触れるのは控えますが、弊社調べでは、雪が降り積もる地域でも足跡が見つかったり、道中で見かけたりといったことが多数あります。
さて、その状況は、ビジネスの世界でも全く同じことが起きているように思うのです。
かつては、景気が悪い時期(冬)は、じっと耐えてコストを削減し、春が来るのを待つ冬眠経営が定石でした。しかし、現代のビジネス環境は変化のスピードが異常に早く、一度冬眠してしまうと、目覚めたときには市場環境が激変していて浦島太郎状態・・・ということになりかねません。
つまり、例年通りやっていれば大丈夫だろう、という安心感は、もはや過去のものとなったわけです。IT界隈でも、2024年はAI元年、2025年はAIエージェント元年、そして毎日ようにAIツールの進化がニュースで伝えられる・・・一日休んでいたら話題に乗り遅れてしまう!そんな危機感さえあります。エンジニア界隈でもバイブコーディングの進化は目を見張るものがあります。
「餌不足」はWeb戦略の欠如。古い商習慣からの脱却が急務
クマは市街地になぜ出没するのかというと、山に餌がないからなのですが、 ではなぜ企業は苦境に立たされることがあるのか。それは、従来のフィールド(対面営業、既存ルート、紙媒体など)だけでは、十分な成果(餌)を得られなくなっているからです。
多くの企業が「Webサイトは持っている」「SNSもなんとなくやっている」状態と私は考えています。しかし、それがビジネスの成果に結びついていないのであれば、それは厳しい言い方をすれば戦略なきWeb活用であり、山に餌がないのに同じ場所をうろついているのと同じ状態です。
- Webサイトが単なる名刺代わりの会社案内になっている。
- 採用活動をハローワークや求人媒体だけに頼っている。
- 営業マンの個人的な力量に売上が依存している。
これらはすべて、環境変化に対応できていない古い体質の表れです。餌がなければ、自ら狩り場(市場)を変え、狩りの方法(手法)を変える必要があります。それが、デジタル空間への戦略的な進出だと思うのです。
冬こそ「攻め」の準備期間。デジタル武装で春の飛躍を狙う
餌を求めて闇雲に市街地に出没したクマは、残念ながら駆除対象となってしまうリスクがあります。ビジネスも同様に、戦略なくWeb広告に手を出したり、流行りのツールを導入しただけでは、コストだけがかさみ疲弊してしまうリスクがあります。
弊社では、厳しい環境下で生き残るための戦略的なガイド役を伴走支援しています。私たちが提案するのは、冬(厳しい時期)をただ耐える期間ではなく、次の春に大きく飛躍するための戦略的準備期間に変えることだと考えています。
アイ・セプトが支援する、攻めの冬支度
- 狩り場の再定義(マーケティング戦略): 誰に、何を、どのように届けるか。Webを活用してアプローチすべき真のターゲットを明確にし、勝てる市場を見定めます。
- 効率的な狩りの手法(Web接客・営業DX): 24時間365日働く優秀な営業マンとしてのWebサイト構築、メールの活用、MA、AIツールなどによる顧客育成など、非対面でも売上を作る仕組みを構築します。
- 強い個体の確保(採用ブランディング): 求職者に選ばれるために自社の魅力を言語化・可視化し、Webサイトを通じて優秀な人材を引き寄せる採用戦略を立案します。
冬眠せずに活動し続けるクマのように、企業もまた、環境変化に合わせて行動様式をアップデートし続けなければなりません。ただし、それは闇雲な行動ではなく、計算された戦略に基づくものであるべきです。
厳しい冬の時代こそ、次の成長に向けた種まきのチャンスです。自社のビジネスをデジタル時代に合わせてどう変革すべきか、アイ・セプトと一緒に戦略を練りませんか?「何から手をつければ良いかわからない」という経営者様、ご担当者様、まずは無料相談で現状をお聞かせください。














