【経営者・マーケ担当必見】生成AIはあなたの会社をどう評価している?検索から対話へ変わる時代の自社ブランディング

ググるという言葉が日常になって久しいですが、今、その検索行動に劇的な変化が起きています。ChatGPTやGemini、Perplexityなどの生成AIの台頭により、ユーザーは検索窓に単語を入れて、リンクを辿ることから、AIに質問して、答えを教えてもらうことへとシフトし始めました。そうなると、経営者やマーケティング担当の皆様は、こんな心配が出てきています。

「生成AIは、自分の会社のことを正しく理解して、ユーザーに推奨してくれるのか?」

つまり、生成AIの結果で自社を表示してくれるか?という心配です。生成AIは選択肢を出すというよりも“最適解”を出してきます。今回は、AI時代における自社の見られ方と、企業が知っておくべきリスクと対策について解説します。

ユーザーの検索行動の変化は、リンクから答えへ

これまでの検索(SEO)の世界では、Google検索結果の1ページ目に表示されることが全てでした。ユーザーは上位のリンクをいくつかクリックし、自分で情報を比較検討していました。しかし、生成AIの登場でフローが変わりました。

  • 従来: 「〇〇 おすすめ 業者」と検索 → 比較サイトやブログを3〜4つ読む → 自分で判断する
  • 現在: 「〇〇でおすすめの業者を3社教えて。それぞれの強みも比較して」とAIに聞く → AIが提示した回答だけを見る

ユーザーは情報の海から探す手間を省き、信頼できる答えを最短距離で求めています。つまり、AIが生成する回答の中に社名が含まれていなければ、ユーザーの選択肢にすら上がらない(=存在しないも同然)という時代が到来しているのです。

AI検索で自社がどう見られているのか

では、実際にAIはあなたの会社をどう見ているのでしょうか?

例えば、あなたの会社が、製造業向けのシステム開発が得意だとします。 ユーザーが「製造業に強いシステム開発会社を教えて」と聞いた時、AIはあなたの会社をリストアップしてくれるでしょうか?

そこで、もっと深刻なのは、誤ったイメージを持たれているケースです。 「あそこの会社は価格が高い」「サポートが遅い」といった、ネット上の古い口コミや誤情報をAIが学習し、それを事実としてユーザーに回答している可能性です。このAIによる評判はSEOでコントロールすることはできません。

AIの情報源ってどこ?

AIがそこまで勝手に評価を下すなら、その根拠はどこにあるのでしょうか。 現時点で主要な大規模言語モデル(LLM)は、主に以下の場所から情報を収集・学習しています。

  • ウェブ全体のテキストデータ: Common Crawlなどの大規模データセット
  • 信頼性の高いメディア: Wikipedia、ニュースサイト、専門誌
  • 企業の公式サイト: IR情報、ブログ、プレスリリース
  • SNSや口コミサイト: X、掲示板、レビューサイト
  • オープンデータ: 政府や自治体が公開している統計データ

AIはこれらを個別に記憶しているのではなく、膨大なテキストのつながり(確率論的な結びつき)で学習しています。そのため、公式サイトに書いてある自社の主張よりも、ネット全体に広がる第三者の声やメディアの言及が、AIの回答形成に大きな影響を与えることがよくあります。怖いですよね・・。

AIが収集する情報へのリスク

AIが情報を収集・生成するプロセスには、企業にとって無視できないリスクがたくさんあります。

1. ハルシネーション(もっともらしい嘘)

AIは事実関係が不明瞭な場合でも、確率的に自然な文章を生成します。その結果、「存在しないサービスを紹介される」「競合他社の不祥事を自社のものとして語られる」といった事態が起こり得ます。

2.情報のタイムラグ

多くのAIモデルには学習データのカットオフ(情報の期限)があります。革新的な新サービスを出しても、AIの知識が1年前で止まっていれば、その情報は回答に含まれません。

3.ネガティブな情報の増幅

過去の炎上や悪い口コミがネット上に多く残っている場合、AIはそれを、この会社の特徴として学習してしまうリスクがあります。

AIO(AI検索最適化)の第一歩を

これからの時代、SEOと同じくらい、あるいはそれ以上にAIOが重要になります。AIに正しく認識してもらうためには、以下の視点が必要です。

  1. デジタル上の情報の整合性: 公式サイト、プレスリリース、SNSでの発信内容を一貫させる。
  2. 第三者言及の獲得: 信頼できるメディアやサイトで自社を取り上げてもらう(AIは権威性を好みます)。
  3. 構造化データ: AIが読み取りやすい形式でWebサイトを構築する。

しかし、対策を打つ前に、まずは現状把握が不可欠です。 自分たちでChatGPTやGeminiに一つひとつ聞いて回るのも手ですが、プロンプトの出し方によって回答は変わるため、客観的な評価を知るのは意外と難しいものです。そこで、自社がAIからどう見られているかを専門的な視点で診断してみませんか?

AIによる自社評価を可視化するAIO診断

弊社では、生成AIがあなたの会社やブランドをどのように認識・評価しているかを分析するAIO診断を提供しています。

  • AI検索で自社は推奨されているのか?
  • 競合と比較してどのようなポジションにいるのか?
  • AIが認識している自社の強み・弱みは何か?

これらを明確にし、AI時代のマーケティング戦略を立てるための第一歩として、ぜひご活用ください。

▼ 生成AIによる自社評価を知る「AIO診断」はこちら

ABOUT US
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アイ・セプトの社長
株式会社プロトクリエイティブ(現 株式会社プロトコーポレーション)で、 各種メディアをアートディレクターとしてプロデュース。のちに、お客様の一番近くで仕事をしたいと考え、転職して営業職にジョブチェンジ。
株式会社ウェブ・ワークス(現 トランスコスモス株式会社)では、新事業の草分けとしてプロジェクトマネージャーとなり、のちに東海圏と関西圏のエリアマネージャー、福岡・札幌圏のアドバイザーを担う。そのほか、人事制度の策定や事業再生にも従事。

2009年7月7日『株式会社アイ・セプト』を設立、代表取締役社長に就任。2019年には北海道上川郡下川町にオフィス、2024年には秋田県秋田市に秋田オフィスを開設し、地域課題の解決に向けて精力的に活動中。
GUGA認定 生成AIパスポート 有資格者。
趣味はマラソン、釣り、ライブ観戦など。