「Webサイトって、10年後も今みたいに、ページを見に行くものなんだろうか?」
おそらくWebサイトは残りますけど、役割がガラッと変わる可能性が高いと思います。いまのWebサイトが読む場所だとしたら、10年後のWebサイトはAIやユーザーが目的を達成するためのインターフェース(の一つ)になっているでしょう。今回は、10年後、つまり2036年のWebサイトを勝手に予測してみようと思います。10年後に読みたくないブログになるかも(笑)
検索して読むから、AIが処理して完了へ
10年後は、ユーザーがWebサイトに来る前に、かなりの割合で意思決定が終わっていると思います。理由は、AIによる行動支援がプロセスとして入ってくるからです。

つまり、Webサイトの10年後は、人間に読ませるためだけじゃなく、AIに正確に理解させるための設計が重要になります。つまり、アクセスを増やすことはあまり重要ではなくなり、AIに参照されたり、ユーザーに選ばれる情報源になりうる必要があるということです。ひと昔の、名刺代わりのWebサイトは消滅するのではないでしょうか。
ページ中心設計は、必要なし
10年後、Webサイトはトップページから下層ページへ、みたいな階層の迷路よりも、目的別に最短導線で到達できて、その場で比較・診断・見積り・予約までできて、情報が再利用できる(API的に使える)…という、機能中心になっていると思われます。イメージ的には、読み物というよりサービスですね。Webサイトは、会社のパンフレットから 業務の入口(フロントオフィス) になるというわけです。
フォームは減って、会話UIが標準になる
問い合わせフォームって、入力が面倒ですよね。10年後は、そのフォームは本当に必要なときだけになるのではないかと思います。それ以外については、
- サイト内に常駐する会話窓
- その会社専用のAI受付(商品理解・FAQ・概算見積り・日程調整)
- 人に繋ぐときも、要件が整理された状態で繋がる
結果、Webサイトは問い合わせが来る場所じゃなく、問い合わせに至るまでの摩擦を消す装置になるのではないでしょうか。
コンテンツは記事よりも、データが価値になる
AI時代は、ふわっとした記事が増えます。だから逆に、価値が上がるのは以下です。
- 実績(数字・事例・ビフォーアフター)
- 検証可能な一次情報(根拠、出典、条件)
- 更新履歴(いつ何を直したか)
- 誰が言っているか(責任者、監修、組織の透明性)
10年後のコンテンツは、「読みやすい」だけじゃ足りなくて、信頼できて、再利用できて、なおかつ引用しやすいことが重要になると思います。
デザインは見た目より、反応速度と適応力が評価される
これは今でもそう思うのですが、10年後のユーザーは、Webサイトが高速で表示されることが当たり前だと思っているでしょう。例えば
- ページが重い(なかなか表示されない)
- スマホで操作しづらい(ユーザビリティの不足)
- 迷う(導線の不備)
- どこから申込めばいいかわからない(一番もったいない離脱・・)
これだけで、AIも人も離脱するでしょう。そして10年後のデザインは固定化したレイアウトよりも、
- ユーザーの目的や状況に合わせて出し分ける(入れ替わる?)
- 1回目と2回目で体験が変わる(リピート優遇)
- 表示も導線も最短でゴールに誘導する
このようなパーソナライズが標準になるでしょう。
SNSやプラットフォーム依存から、自社の証明拠点へ回帰
AIが要約してくれる時代は、おそらくSNSのバズだけでは資産になりにくくなります。したがって10年後、Webサイトの価値はこうなると私は考えています。
- 自社が公式に言ったことの置き場所になっている
- 顧客が安心して確認できる一次ソースの役割を持っている
- 問い合わせ・購入・契約などの起点になっている
- データが溜まる場所になっていて、改善の役もに立っている
Webサイトは、事業が伸びるための仕組みが入ったツールになっていないといけないと思います。
今から何をしておくとよい?
今回の話、10年後というよりも、案外早いうちにやってくると思っていて、今のうちにできることからやっていくことをお勧めします。

10年後でも使えるWebサイトというのは、見てもらうWebサイトではなく、成果が出せる仕組みを持つことが重要ということです。アイ・セプトは、そういった視点を持って相談をお受けしています。とりわけ、Webサイトの検索窓は全てAIの検索窓になっているかと思います。AIの検索窓については、すでに弊社で設置可能です。お気軽にお問い合わせください。














