生成AIに奪われる仕事と、残る仕事の境界線

AIの進化に、漠然とした不安が募る現在

ChatGPTをはじめとする生成AIの急速な進化。ニュースを見れば連日のように「AIが仕事を奪う」「人間の代替が進む」といった話題が飛び交っています。こうした状況に漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。

「うちの業務もAIに取って代わられるのだろうか?」 「DXを進めなければいけないが、AIをどう活用すれば良いのか分からない」 「社員にはどんなスキルを身につけさせるべきなのか?」

技術の進歩は歓迎すべきことですが、同時に「これから自分たちのビジネスはどうなっていくのか」という不透明さが、現場の足を止めてしまっている現実があります。

AIが得意なのは「二次情報」の処理

もし、あなたがAIに対して脅威を感じたり、活用の方向性が見出せないのであれば、その原因は仕事のプロセス全体を分解して捉えられていないことにあるかもしれません。

そもそも、仕事は本来、以下の5つのプロセスで成り立っていると言われています。

1.課題を立てる(課題設定)→2.インプット(情報収集)→3.変換(分析・整理・要約)→4.アウトプット(資料作成・生成)→5.意思決定(判断・決断)

    今、生成AIによって急速に代替が進んでいるのは、この中の「2.インプット」「3.変換」「4.アウトプット」の領域です。これらは、調査データやインタビュー記録など、既存の生のデータを基に処理される「二次情報」と言われる分野です。AIは、膨大な情報を一瞬で整理し、要約し、それらしい文章や画像として出力することにかけては、もはや人間を凌駕しつつあります。

    しかし、最も重要で、かつ不確実性を伴う「1.課題を立てる(課題設定)」と「5.意思決定(判断・決断)」は、AIができない領域です。

    例えば、AIに「売上が下がった原因を分析して」と聞けば、そこそこ優秀な回答を返しますが、「今、我が社が取り組むべき真の課題は何か?」という問いを自ら立ててくることはありません。また、分析結果を基に「リスクを取って新規事業に投資する」という最終的な判断や決断を下すこともできません。

    DXが進まない、AI活用がうまくいかない根本原因は、AIに任せるべき「二次情報処理」と、人間が担うべき「課題設定・判断」を混同してしまっている点にあるのです。

    課題設定と判断・決断にリソースを集中

    これからのビジネスシーンで活躍し、会社の発展または個人を成長させるためには、AIが得意な領域はAIに任せ、人間は人間にしかできない「課題設定」と「判断・決断」にリソースを集中させるべきかと思います。

    弊社では、単にWebサイトを制作をするだけの会社ではありません。お客様のビジネスの本質的な課題を発見し、それを解決するための戦略を描くパートナーとしてやってきました。

    • 戦略的課題設定のサポート: 現状のヒアリングやデータ分析を通じて、本当に解決すべき課題は何かをお客様と共に定義します。
    • 最適なプロセス設計: 課題のプライオリティを意識しつつ、全体設計を行います。
    • Web・デジタル活用の最適化: 設計に基づき、成果を出すためのWebサイト構築、システム導入、マーケティング施策などを実行します。

    AI時代だからこそ、人間の「課題設定力」と「判断力・決断力」が問われています。不確実な未来を切り拓くための戦略を、ぜひ一緒に考えさせてください。

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    ABOUT US
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    アイ・セプトの社長
    株式会社プロトクリエイティブ(現 株式会社プロトコーポレーション)で、 各種メディアをアートディレクターとしてプロデュース。のちに、お客様の一番近くで仕事をしたいと考え、転職して営業職にジョブチェンジ。
    株式会社ウェブ・ワークス(現 トランスコスモス株式会社)では、新事業の草分けとしてプロジェクトマネージャーとなり、のちに東海圏と関西圏のエリアマネージャー、福岡・札幌圏のアドバイザーを担う。そのほか、人事制度の策定や事業再生にも従事。

    2009年7月7日『株式会社アイ・セプト』を設立、代表取締役社長に就任。2019年には北海道上川郡下川町にオフィス、2024年には秋田県秋田市に秋田オフィスを開設し、地域課題の解決に向けて精力的に活動中。
    GUGA認定 生成AIパスポート 有資格者。
    趣味はマラソン、釣り、ライブ観戦など。